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アイム ホーム/LA JOLLA

「おかえり」の声が聞こえてきそうなアットホームなメキシコ料理店、ラ・ホイヤ。広尾で30年続くその味は東京で暮らす外国人に世代を越えて愛される。

 

広尾商店街の中心に位置するメキシコ料理店ラ・ホイヤ。オープンから30年、2代目オーナーの雲林院(うじい)さん(右)は、「海外で日本食を食べたい時に訪れる様なお店、それがラ・ホイヤです。」と紹介してくれた。オープン当初からのアメリカで食べるメキシコ料理の味を引継ぎながら、今では本場メキシコの多彩な料理まで取揃えるようになったという。

現地の味をそのまま提供することが一番のこだわりだという雲林院さん。ラ・ホイヤに来たならこれを食べてもらいたいと「モレ ポプラノ」を勧めてくれた。チキンレッグにモレというカカオを用いたソースがかかったモレ ポプラノは初めてみるメキシコ料理。トルティーヤで包み込み口に運ぶとほんのりとチョコレートの風味を感じる。甘さ控えめのクレープのようだ。

定番のブリトーやナチョスは、海外フリークが喜ぶジャンクさも盛り込んだ「これだよ」という魅力がつまる。「チミ チャンガス(トップ写真)」は鮮やかな見た目に女性が喜びそうだ。また、メキシコ料理で忘れてはならないのが豊富なアルコール類。どの料理にも万能なメキシコビールも数種類揃う。フルーツを使ったマルガリータは本場の味にファンも多い。

雲林院さんをはじめホストファミリーのような温かさに居心地の良さを感じるラ・ホイヤ。皆さん食への関心は人一倍あるようで、休日は世界の料理を食べに行くことも多いそうだ。TOKYO FOOTRIPのフードイベントにもぜひ参加してもらいたい。

LA JOLLA/ラ・ホイヤ

東京都渋谷区広尾5-16-3 小安ビル2F

03-3442-1865

営業時間:平日11:30~14:00、17:00~22:30 土日祝11:30~15:00、17:00~22:30

定休日:火曜日

 

ナビゲーター

TATSUYA NAKASHIMA/中島 達也

1986年生まれ、千葉県出身。2012年に世界の料理をテーマにしたコミュニティ・TOKYO FOOTRIPを発足。企画から運営、ポータルサイトのデザインまで活動の中心を担う。2017年からはメディア活動を本格的に開始し、公的機関やレストランから取材要請を受けるなど活動の幅を広げる。2018年9月には初のフードマガジン「FOOTRIP」を創刊。


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